アカシフォトは写真家の森本徹ティナ・バゲの作品を扱う写真事務所です。両写真家はドキュメンタリー写真を中心に、ポートレイートや風景写真も撮影します。彼らのオリジナルプリント作品は、京都美山の茅葺き一棟貸し宿「CASA MIYAMA(カーサ美山)」とスペイン・バルセロナの和食レストラン「AKASHI GALLEY(アカシギャラリー)にて常設展示されています。写真集、プリント作品およびオリジナル商品は、アカシフォトのオンラインショップでも販売されています。質問や撮影依頼はお気軽にお問い合わせください。

森本 徹

 

米国ミズーリ大学院ジャーナリズム学校でフォトジャーナリズム学科在学中にケニア、ナイロビの日刊紙デイリーネーションで報道写真家として働き始める。ニューヨークのマグナムとニューヨークタイムズ紙にてインターンを経験後、コートジボワールのアビジャンに移りフリーランス写真家として西アフリカをカバーする。

 

2004年に拠点をバルセロナに移し、国や民族のアイデンティティーをテーマにしたドキュメンタリー写真に力を入れ、世界各地でドキュメンタリー写真プロジェクトを展開。作品はニューヨークタイム紙、ニューズウィーク、デア・シュピーゲル、タイム誌、ロサンゼルスタイムズ紙、ワシントンポスト紙、インターナショナル・トリビューン紙、デイリーテレグラフ紙、インディペンデント紙、クーリエ・インターナショナルなど主に欧米の媒体に掲載されている。日本では、ニューズウィーク日本版、アエラ、ペン、ナンバーなどに作品が掲載されている。

 

2007年にPOYi優秀賞、2009年に第10回上野彦馬賞を受賞する。

 

2020年に京都の山奥の村に拠点を移し、同年7月、9年間フィルム・パラノマカメラで撮りため、プラチナプリントに仕上げたシリーズが写真集「SHIZEN」としてイタリアの出版社ORIGINI EDITZIONIから出版される。

ティナ・バゲ

 

幼少期から写真に興味を持ち、バルセロナとニューヨークで写真を学ぶ。アメリカでの修学中に、ニューヨークのストリートライフをモノクロの中判カメラで撮影する。この作品は後に、バルセロナのサラ・ビンソンにて展示される。

 

1998年にバルセロナでフリーランスとして活動を開始すると共に、写真学校でモノクロ暗室作業も教える。

 

多くのインスピレーションを受けることになった2002年の日本への旅以降、旅を専門とするトラベル写真家として活躍する。世界各国を巡り、その作品はエル・ペリオディコ・ドミニカル、ムヘール21、ウォマン、ビアハール、ロンダ・イベリア、イベリア・エクセレンテ、エル・パイス・セマナル、アルタイール、ジョ・ドナ、コンデナスト・トラベラー、スパネアーといったスペインの雑誌やパノラマ・トラベルといったイタリアの雑誌、そして日本ではニューズウィーク日本版などにも掲載された。

 

また2013年まではスペインの写真雑誌デジタル・フォトの編集長を務めた。